
PERSON
フードクリエイター
感動を生む接客力を、
全国の店舗へ
つないでいきたい。

PERSON
フードクリエイター
感動を生む接客力を、
全国の店舗へ
つないでいきたい。

PERSON
エー・ピーの人
感動を生む接客力を、
全国の店舗へ
つないでいきたい。
地どり屋つかだ
副店長
たけうち まい
竹内 舞
「接客を極め、“食の感動”を広げる教育者(コンサルタント)」
大学3年生。人見知りの人生を変えたのは、地元広島の塚田農場でのアルバイトだった。
お客様との会話に緊張しながらも、徐々に“喜んでいただける楽しさ”に目覚め、2020年に新卒でエー・ピーカンパニーへ入社。今では副店長として、後輩育成や接客品質の向上に取り組みながら、“おもてなしのプロ”を目指して日々進化を続けている。“接客コンサルティング”という新たな挑戦へと進もうとする背景に迫ります。

“テーマパーク”のようなお店を、チームでつくるのが私の夢
大学3年生の時に出会った塚田農場でのアルバイトを通じて、お客様に喜んでいただける接客の楽しさを知りました。「接客」が人見知りだった自分のやりたいことになったのは、私の人生において大きな変化でしたね。現在は副店長として、自らのスキルを磨きながら、スタッフ一人ひとりが“お客様の心を動かすプロ”へと成長できるよう、育成にも力を注いでいます。
私が目指してきたのは、“テーマパーク”のようなワクワクにあふれたお店。お客様が料理を楽しむだけでなく、空間・サービス・人のすべてが一体となって感動を生むような、そんな場をつくりたい。実はその想いをカタチにするため、かつて本物のテーマパークで修行した経験もあるんです。その経験を経て改めて感じたのは、「飲食業にしかできない感動がある」ということ。
そしてもう一つ大きな転機となったのが、宮崎での産地研修。養鶏場で命を育てる現場、そして加工センターで“生き物”が“食べ物”へと変わる工程を見たとき、「命を預かっている」という重みを強く実感しました。だからこそ、食材を無駄にせず、お客様にも一口も残さず召し上がっていただきたい。その想いをスタッフに伝え、責任と誇りを持って接客に取り組んでいます。
料理の美味しさ、サービスの温かさ、スタッフの笑顔──それらを掛け合わせて、お客様に「また来たい」と思ってもらえる“テーマパーク”のようなお店を、仲間たちと目指しています。

一通のLINEで気づいた、私が働く理由。“何を”より“誰と”だった。
塚田農場でアルバイトを始めた私は、人見知りだった自分が「接客って楽しい!」と心から思える瞬間に出会いました。もっとこの世界で働きたい──そう思った私は、就職活動で飲食やサービス業界を中心に受け、ありがたいことにいくつもの内定をいただきました。しかし、料理や食材、そして接客の一つひとつにまで強いこだわりを持ち、スタッフ全員が情熱を注いで働いている会社は、他にほとんどありませんでした。そんな中、最終的に私の背中を押してくれたのは、塚田農場でお世話になった店長からの一通のLINE。「どの会社を選んでも竹内の選択を応援するよ」という言葉に、胸がじんと熱くなりました。
その時思い出したのが、就職において大事なことは「何をするかよりも、誰と働くか」という言葉。塚田農場で一緒に働いていたメンバーは、本当に魅力的で尊敬できる人ばかり。店長からは「東京には、もっとすごい社員がたくさんいるよ」と聞いていて、もっとこの環境で成長したいと思うようになりました。「ここでなら、もっと楽しく、もっと成長できる」──そう確信できたことが、私の入社を後押しする決定打になりました。
新卒入社時の2020年はコロナ禍真っ只中。制限の多い中での営業でしたが6月に新橋店へ配属され、接客の基本から調理まで一つひとつ丁寧に学んでいきました。特徴的だったのは、お客様との強い信頼関係。常連のお客様も多く、名刺交換の練習にお付き合いいただけるほど距離が近い。その関係性に支えられながら、逆境でも前向きにスキルを磨けるのが、APらしさだと感じました。
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接客スキルを磨き、指導しながら、グループ全体のクオリティ向上に貢献したい。
「テーマパークのような店舗をつくりたい」──この想いを本気で叶えるために、私は一度、テーマパークで働いてみることにしました。ホスピタリティの高いサービスを学びたくて、修行の場として挑戦させてもらったのです。テーマパークでは、目の前のお客様に“どう楽しんでもらうか”を第一に考えることが徹底されていて、その姿勢から多くのことを学びました。一方、改めて気づいたのが「やっぱり私は飲食の現場が好き」という気持ちでした。食を通じて感動を届ける飲食の仕事には、他にはない深い魅力がある。そう確信したのです。
この会社で学生時代からアルバイトとして働いてきたからこそ、現場の良さも、課題も知っています。そのすべてを理解した上で、私は「この場所で自分の力を発揮したい」と強く思いました。1年間の修行で得た学びを、自分が育っ てきた会社に還元したい。そして今、私の想いはより一層強くなっています。「今日この日に来てくださったお客様に感動して帰ってもらいたい」──そんな店舗を仲間と一緒につくっていきたい。
まずは自分の店舗で接客スキルをさらに磨き、その実績を武器に、将来的には「接客コンサルタント」としてエー・ピーホールディングス全体の接客レベルを引き上げる存在になりたい。感動が生まれる店舗を、全国にもっともっと増やしていきたいと考えています。

これまでもソムリエの資格を取るなど、自己研鑽(さん)を続けてきましたが、今後は“接客”という私の軸をさらに深め、全店舗の接客レベルを底上げするような社内向けの「接客コンサルティング」に挑戦したいと考えています。私たちは、もっと高みを目指せるはず。だからこそ現場で培った経験を活かしながら、指導・育成を通じて組織全体により良い循環をつくっていきたい。エー・ピーホールディングスのキャリア制度も活用し、次のステージへ進んでいきます。
